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ITベンチャーで広報の立ち上げをやっています。当ブログに記載されている内容は個人の考えであり、所属先の公式な見解を表すものではありません。

SNSを広報に活用する方法(「IT女子が日本経済を動かす」レポート)

10/30(金)に毎日ホールで行われた、Twitter, Facebook, YouTube, LinkedIn 女性広報トークショー「IT女子が日本経済を動かす」に参加してきました。

 

▼イベント詳細

https://mainichimediacafe.jp/eventcal/list/?d=20151030

 

毎日新聞での記事

http://mainichi.jp/select/news/20151031k0000m040137000c.html

 

(なぜかプレビューがでない。。)

 

普段広報をしていて、SNSもそれなりに使っていて特性もある程度わかっているつもりだったのですが、改めていろいろお聞きできて発見もありましたし、自分の活用法を見つめ直すきっかけにもなりました。

 

いくつか心に残ったものはその場でもツイートしたのですが。

Twitterはモバイル率80%以上、Facebookはモバイル率90%以上だったので、動画だと少し下がるのだなと思いながらもそれでも多いなと。電車でも動画見ている人はいますし、若い人は動画を音楽として聴いていたりもしますね。ユーザ属性等は公表していないとのことで残念ですが、チャンネルを作ってAnalyticsを使うことで、自分のチャンネルの視聴者属性はわかるとのことでした。

 

 「ありのままのビジネスプロフィール写真」とは、結婚式などでドレスアップしたとかの晴れの日の写真ではなくて、普通の時やビジネスでの証明写真的なものとのこと。ちょうどLinkedinはいろいろ触ってみていて、この日に私も自分のアカウントを更新していたのですが、はたして14倍見られるようになるのか、、?

Linkedinは「社員も巻き込んで使うべし」「社員のプロフィールも管理すべし」とのことです。社員のキャリア等ありのままの情報が載っていて、紐付いているその会社のページを求職者が見るようになっているからですね。ただ実際の管理はなかなか大変そうです。。

 

Facebook直伝、Facebookページの運用のコツ。「ブランドの世界観を反映」「他で見られないもの」「おもしろくてシェアしたくなるもの」。なるほどと思うものの、言うは易く行うは難し。あらためて見直さねば!

 

Twitterは想像以上に「今」「わかりやすさ」が求められていて、自分のイメージよりもリアルコミュニケーションの延長にあるものだなと感じました。キャッチコピー的なものは反応されづらいこと、間違えたら謝るのがポイントというところも。あとは「普通のツイートは炎上しない」というのも、 いかにTwitterに情報が溢れているかの裏返しかなと(1日5億ツイートだそうです)。

Facebookのニュースフィードで見られる記事数は1日1500記事だそう。確かに何回もリロードして流し見しているかも。人とつながることで学びがある、というのは私自身痛感していることです。Facebookをそのように使って恩恵にあずかっている自覚があります。情報って持っている人のところに本当に集まるんだなと。。

ちなみにLinkedinは「時間を投資して情報を得る場所」「プロフェッショナルのタウンページ」。Instagramは「クリエイティビティでつながる場所」。インスタは、1日の平均利用時間21分、日本での月間アクティブユーザー800万人だそうで、今後が気になるSNSのひとつです。

 

今回のお話全般で一番心に残ったことです。どのSNSを使うにしても情報が溢れていて、ただ発信するだけでは知ってすらもらえない時代に、ひとりひとりに向き合ってひとつひとつ届けるように発信することが大切なのだなと感じました。

 

ちなみに、イベントでハッシュタグをつけてツイートするのは初めてで、少しリツイートされたりお気に入り登録されたりしただけでちょっとびっくりし(びびり)ました。。この時点で自分はSNSを活用できてないなと痛感w

ハッシュタグ「#広報女子」でこのイベントの様子が追えます。

twitter.com

 

「広報に利用するコツ」より前に「どんな特性のSNSなのか」が気になっていたので、そこの話をたくさん聞けてとても勉強になりました(広報としては前者も気にしなければいけないのですが、、)。そしてインフラとも言える企業の広報の方々のご説明はわかりやすく洗練されていて、それをお聞きできたのも刺激になるイベントでした。懇親会でもたくさんの出会いと学びをいただきました。

主催者の皆様、登壇者の皆様、素敵なイベントをありがとうございました!