自分の価値に向き合う覚悟、それによって変わったこと
またしばらくブログをほったらかしてしまっていました。
この3ヶ月もそこそこ怒涛で、新卒研修、広報対応、コラム執筆、人に会いに行く活動、、といったことをしていました。世の中のできる人には全然なんてことない活動量ですが、キャパシティがあまりない私には十分消耗できる活動量でした。
そういえば、昨年のこの時期にこのブログを作った気がします。ちっともブログは書けなかったですが(敗北)、1年での取り組みと、苦しみと、それに伴う心境の変化は私のキャリアの中でも決して無駄ではなかったなと感じています。
超できる人は社外にごまんといる。そんな人と今後も「付き合ってもらえる」価値をどれだけ持てるか。無知の知をどれだけ自覚できるか。できることをとにかく増やしたい、という思いで駆け抜けた1年でした。
自分の価値に向き合うのは苦しいけど、どうにかしたいと思ったら変わり始める
広報なのに発信が苦手、広報なのに人の目が気になるという弱点があり、「メディア掲載」に賞賛が集まりやすい状況でも特に掲載は取ってきていないため、今の広報職の基準だと、私には「広報の価値がない」「付き合う価値がない」ともいえるかもしれません。
ただ、何もできないからこそ、熱意を持って雑務をやったり面倒なことを二つ返事で引き受けたり、気遣いをしたり他人を誰よりも尊ったりしてきたつもりです。
また、価値というほどではありませんが、文章をそれなりに書くのはできるし、情報収集と整理、先回りして考えること、本質的なゴールに向かっていくのは比較的得意かもしれないと気付きました(※あくまで自己評価です。世の中もっとできる人がいることは重々承知しています)。対世の中だとまだできないけど、会社というクローズドなコミュニティでは勇気を出してできるということもありました。
自分の価値なんて今でもよくわからなくて、もともとのネガティブ思考も手伝って、少し気を抜くと弱点ばかり目を向けてしまいそうになります。それでも、何かが変わったり、変わりそうな時を見逃さず、苦しいけどまずは自分の等身大に目を向けて、苦しさを落ち着けて、その上でできるところから自分の行動を変えていければ、突破口が見出せるのだなと感じることが多くありました。
一方で、ひたすら駆け抜けるだけでは歳だけ取るし、目標がなければ最短での達成は難しいなということも実感しました。今までは若手枠だったからそれでもよかったですが、これからはそういうわけにもいかなくなるのだなと覚悟しています。
これからについて。「広報活動の体系化」始めました
最近、自分の価値になりそうな活動のひとつとして、広報活動を体系化して考えるということを始めました。それもこれも、感覚だけでなくてきちんと説明できるように理解しなければならない必要性を感じたからです。そして、曖昧だと言われている広報の評価基準を決めて、自分の立場を向上させていきたいなと思ったからです。
今の会社でも、広報としてよくある動きに対し理解を得られないことが多く、私からしたらすごいがんばった(もしくは私の立場からしたらありえない奇跡が起きた。ラッキーパンチ含むw)それがどのくらいの価値かをどうしてもわかってもらえない壁にぶちあたっています。
(上層部の一部にはうっすらとは理解をしてもらっていて、激励をもらったり、この体系化のプロセスに協力してもらっています。ここまで入社して2年近くかかってしまいましたが、、)
広報の守備範囲は広くなるばかりで、広報という職種を企業は求めているのに、ちゃんとしたやり方を教えてくれるところはほとんどないという状況が続いています。そして、広報の感覚がない人にとって、広報を評価できるのはメディアに出た時で、結果としてメディアに載ることを考える広報ばかりが増えて行く。それはやっぱりおかしいと思うのです。
正直苦しい思いもたくさんしていますが、リアルに苦しみを体験し、理解してもらう過程でそれを体系化して整理をしていくことで、メディアに載る手腕を持っているだけにとどまらない、もっと土台がしっかりしてビジネスに貢献する広報活動を、他の企業様に広げていけるのではと考えています。
まだまだ活動は始まったばかりですが、プライベートとのバランスを考えると、あまり時間もかけていられないので、二兎を追って二兎を得るくらいの勢いで6割くらいは一気に形作りたいです。
その他。最近の発信活動について
TwitterやFacebookでは気になる記事を随時発信したり(Twitterの方が記事発信色が強いです。Faceookはもっと会社活動的なものも含みます)自社メディアで記事を書いたりしています。もしよろしければこちらもご覧ください。
ワーママ向けの自社メディアで書いた記事はこちらです。ワーママとよく働く経験が多かったので、ワーママ周りの人枠で書いてみました。
がんばって生きて、そこで感じたことをもっと(今よりもっと!)発信できるように努めます!
自信って、自分でつくるしかないんだなあ。でもやっぱり、弱さをあらわにできるところもほしいよね。まだまだバランスとれないけど、生きるしかないなー。。
— Noriko Nakane (@nakane_no) 2016年6月9日