アドベントカレンダー 161201
ブログがどうにも続かなくて大変困っているのですが、今年はアドベントカレンダーが周りで流行っている? のでやってみようかと。去年はやりたかったのに初日に書けず挫折しました。続きますように、、
中身のない毎日更新ブログと、中身のある更新しないブログと、どっちがいいんだろう。極端だな。。
アドベントカレンダーの季節。ということは、昨年更新したくてできなくて(挫折)してからもう1年ということか、、、!
— Noriko Nakane (@nakane_no) 2016年11月21日
最近のいろいろ。
相変わらず外にも出ず、社内にいてこねこねする広報としてがんばっています。
社内こねこねのひとつとして、会社でWantedlyブログをはじめました。もともと少ないブログへのこだわりが仕事だけで発揮されて終わっております。ひーん。
先日は、メディアのキーパーソンが集まったセミナーで、あのおされなチオベンを初めていただき、心の満たされる感じにものすごく衝撃を受けたりとか。
ねんがんの! #bento #chioben #お弁当 #弁当 #チオベン #🍱
そして今日は、覚悟を持って狂信的に仕事をしている人との会話は充実していて楽しいなと思った1日でした。
こんな感じで。あと24日、続くかな、、?
71年間の重み、そしてこれから
今日は、広島に原爆が投下されて71年の日でした。広島にいたころからの習慣で、もちろん、式典を見ながら黙祷をしました。
今年の平和宣言は、5月のオバマ大統領の訪問もあって、すごく具体的な話が目立ったように思います。それもあってか、いつもは(首都圏では)NHKしか式典の中継をしないのに、日テレも中継をしていてびっくり。
あと、小学生代表が宣言する平和への誓いに、継承への話が力強くあったのが印象的でした。71年前のことだということは、語れる人の高齢化が課題であるということです。継承という意味では、歴史を報道してコンテンツを保有しているマスメディアの偉大さを感じますし、実際特別番組も増えているように感じます。ぜひ、マスメディアがずっと伝え続けてきた原爆関連のコンテンツを、歴史上のこととなり当事者意識が薄まりつつある今だからこそ、たくさん放送してほしいです。当事者から語られている情報をコンテンツとして持っていることは貴重だと思います。
毎年思うことですが、広島でない人にはあまり8.6を意識されなくなっているからこそ、私のように広島出身でたくさん原爆教育を受けたような「近い人」から、こうやって声を上げていくことが大切だと思っています。
広島や長崎で、平和記念資料館に行ったことがない人にはぜひ行って欲しいです! 個人的にはどちらも行ったことがある上で、贔屓目なしで考えて、広島は必ず行って欲しいです。原爆ドームを見るとどうしてこの形が残ったのかと思いを馳せられるはずです。資料館では遺品などの展示が充実していて、情緒的にどれだけのひどさのものかを感じられると思います。
(長崎の平和記念資料館は、情緒というよりは定量的に原爆の怖さを伝える展示が多いので、人によっては原爆のイメージが湧きにくい印象を持ちました。もちろん、行けるならぜひ行っていただきたいです!)
原爆の怖さを忘れないために、広島を離れても時々は資料館に行くようにしているので、私もまた行かねばと思っています。
一度きりの人生を。「another life」クラウドファンディング達成記念イベントに行って考えたこと
少し前のことになりますが、WEBメディア「another life」のクラウドファンディング達成記念イベントに伺ってきました。
WEBメディア「another life」について
「「一日だけ、他の誰かの人生を」 というコンセプトで、1日1人のペースで、様々な人生を追体験できるコンテンツを提供しています。客観的な大きなことを成し遂げているか否か、ではなく自身の生き方に納得感を持つ方の半生のストーリーを配信しています。
出ることに価値のあるメディア
一度きりの人生。それにどこまでも向き合い、隔てなく尊敬しているメディア
応援しているからこそ期待したいこと
読んでいる方々にはどこまで伝わっているんだろう
無名だけど熱意のある人のことも読みたい
これからも応援していきます。そして、私も一度きりの人生を!
自分の価値に向き合う覚悟、それによって変わったこと
またしばらくブログをほったらかしてしまっていました。
この3ヶ月もそこそこ怒涛で、新卒研修、広報対応、コラム執筆、人に会いに行く活動、、といったことをしていました。世の中のできる人には全然なんてことない活動量ですが、キャパシティがあまりない私には十分消耗できる活動量でした。
そういえば、昨年のこの時期にこのブログを作った気がします。ちっともブログは書けなかったですが(敗北)、1年での取り組みと、苦しみと、それに伴う心境の変化は私のキャリアの中でも決して無駄ではなかったなと感じています。
超できる人は社外にごまんといる。そんな人と今後も「付き合ってもらえる」価値をどれだけ持てるか。無知の知をどれだけ自覚できるか。できることをとにかく増やしたい、という思いで駆け抜けた1年でした。
自分の価値に向き合うのは苦しいけど、どうにかしたいと思ったら変わり始める
広報なのに発信が苦手、広報なのに人の目が気になるという弱点があり、「メディア掲載」に賞賛が集まりやすい状況でも特に掲載は取ってきていないため、今の広報職の基準だと、私には「広報の価値がない」「付き合う価値がない」ともいえるかもしれません。
ただ、何もできないからこそ、熱意を持って雑務をやったり面倒なことを二つ返事で引き受けたり、気遣いをしたり他人を誰よりも尊ったりしてきたつもりです。
また、価値というほどではありませんが、文章をそれなりに書くのはできるし、情報収集と整理、先回りして考えること、本質的なゴールに向かっていくのは比較的得意かもしれないと気付きました(※あくまで自己評価です。世の中もっとできる人がいることは重々承知しています)。対世の中だとまだできないけど、会社というクローズドなコミュニティでは勇気を出してできるということもありました。
自分の価値なんて今でもよくわからなくて、もともとのネガティブ思考も手伝って、少し気を抜くと弱点ばかり目を向けてしまいそうになります。それでも、何かが変わったり、変わりそうな時を見逃さず、苦しいけどまずは自分の等身大に目を向けて、苦しさを落ち着けて、その上でできるところから自分の行動を変えていければ、突破口が見出せるのだなと感じることが多くありました。
一方で、ひたすら駆け抜けるだけでは歳だけ取るし、目標がなければ最短での達成は難しいなということも実感しました。今までは若手枠だったからそれでもよかったですが、これからはそういうわけにもいかなくなるのだなと覚悟しています。
これからについて。「広報活動の体系化」始めました
最近、自分の価値になりそうな活動のひとつとして、広報活動を体系化して考えるということを始めました。それもこれも、感覚だけでなくてきちんと説明できるように理解しなければならない必要性を感じたからです。そして、曖昧だと言われている広報の評価基準を決めて、自分の立場を向上させていきたいなと思ったからです。
今の会社でも、広報としてよくある動きに対し理解を得られないことが多く、私からしたらすごいがんばった(もしくは私の立場からしたらありえない奇跡が起きた。ラッキーパンチ含むw)それがどのくらいの価値かをどうしてもわかってもらえない壁にぶちあたっています。
(上層部の一部にはうっすらとは理解をしてもらっていて、激励をもらったり、この体系化のプロセスに協力してもらっています。ここまで入社して2年近くかかってしまいましたが、、)
広報の守備範囲は広くなるばかりで、広報という職種を企業は求めているのに、ちゃんとしたやり方を教えてくれるところはほとんどないという状況が続いています。そして、広報の感覚がない人にとって、広報を評価できるのはメディアに出た時で、結果としてメディアに載ることを考える広報ばかりが増えて行く。それはやっぱりおかしいと思うのです。
正直苦しい思いもたくさんしていますが、リアルに苦しみを体験し、理解してもらう過程でそれを体系化して整理をしていくことで、メディアに載る手腕を持っているだけにとどまらない、もっと土台がしっかりしてビジネスに貢献する広報活動を、他の企業様に広げていけるのではと考えています。
まだまだ活動は始まったばかりですが、プライベートとのバランスを考えると、あまり時間もかけていられないので、二兎を追って二兎を得るくらいの勢いで6割くらいは一気に形作りたいです。
その他。最近の発信活動について
TwitterやFacebookでは気になる記事を随時発信したり(Twitterの方が記事発信色が強いです。Faceookはもっと会社活動的なものも含みます)自社メディアで記事を書いたりしています。もしよろしければこちらもご覧ください。
ワーママ向けの自社メディアで書いた記事はこちらです。ワーママとよく働く経験が多かったので、ワーママ周りの人枠で書いてみました。
がんばって生きて、そこで感じたことをもっと(今よりもっと!)発信できるように努めます!
自信って、自分でつくるしかないんだなあ。でもやっぱり、弱さをあらわにできるところもほしいよね。まだまだバランスとれないけど、生きるしかないなー。。
— Noriko Nakane (@nakane_no) 2016年6月9日
まもなく歳をとります(20代の振り返り)
大学生@20歳〜23歳
前職のITベンチャー@23歳〜28歳
結婚@27歳
現職@28歳〜
まとめ@まもなく30歳
「そこまで攻めない広報」勉強会レポート
先月末のことになりますが、ジオコードというWEBマーケティングの会社で広報をされている加藤さんの広報手法について勉強しに伺いました。
こちらの会社で有名な福利厚生は、いろいろある中でも「サッカー休暇」と「無料軽食制度」。
特に「サッカー休暇」はワールドカップの開催時期に、テレビ6局12番組、新聞6紙9記事、WEB8媒体10記事に露出したとのこと。取材依頼自体はもっとあったそうで、広報のことをご存知だとわかるのですが、IT企業ではなかなかない数です。
「そこまで攻めない広報」のポイント
この勉強会でたくさんのことを学びましたが、特に以下のポイントが心に残っています。
絵作りできることをGoogleストリートビューでアピール
一般にIT企業の広報ネタは絵にならないので(サービスがPCやスマホの中で完結してしまうので動きが少ない、わかりにくい)取材されにくいと言われています。
Googleストリートビューで「絵作りできるよ」アピールをするというのは、私の中にない発想でした。ジオコードさんの場合は会社全体でおもしろいことを奨励する雰囲気があって、ブログ掲載の写真ではなくてよりオフィシャル感のあるGoogleストリートビューで「おもしろい雰囲気を伝える」ことによって、本気でおもしろいことが伝わりやすいのかなと。実際のGoogleストリートビューを見ればわかると思いますので、ぜひご覧ください。
インターネットを活用した情報発信を行っておく
加藤さんいわく、ブログなどインターネット上で発信することによって取材依頼につながったりするそうです。私自身も前職で同じような経験があるので確かに効果的だろうなと思うのですが、いろいろ状況が悪く自分はできていないなあ、、(反省)
また、会社のTwitterアカウントがあると広がりがあるとのこと。大手企業のTwitterアカウントと絡むことができたそうです。
露出しやすいストーリー
「時事ネタ・季節ネタ・政策」 × 「自社のサービス・商品・社内制度」
というのが大切だそうです。その上で、「いい画(動きがあるもの)がとれるか」「オリジナリティがあるか」「意外性があるか」「運」も大切になってくるとのこと。
すでにストーリーがメディア(取材依頼側)にあるのか、こちらからストーリーを料理して届けるものなのかも見極めていらっしゃるそうです。そこは確かに、担当者によって作り方は違うだろうなと改めて気づきになりました。
メディア対応の心得
メディアの方の立場になったつもりで振る舞いましょうなどと習うことは多いです。が、なかなか「立場になったつもり」を想像するが難しいのではないかとも思います。今回の勉強会では、具体的な対応方法を教えていただきました。
- 「ご縁を大切にする」「忘れられないようにする」:信頼関係がとても大切な仕事だなというのは、自分の経験でも同感です。指名して仕事がくるような、信頼される仕事をしなければですね。。
- 「即レス即対応」「ゼロ回答をしない」:メディアはネタを欲しているので、自社にそのネタがない場合に一緒に探すというスタンスはとても大切だと思いました。
- 「取材スタッフを信頼して見守る」「何が撮りたいと思っているか察する」:メディア側は撮りたいものがある場合も多いので、それはむやみに止めないし、撮りたいものを察してその通りにすることもあるそう。もちろん、会社の方針などで止めざるをえないこともあると思いますが、できるだけ止めないという姿勢自体はメディアにとってありがたいと思うので、そのスタンスがメディアとの信頼関係にもつながっているのかもしれません。
とはいえ、取材対応をしている最中は、番組を意識するのではなく、視聴者を意識するということも大切にされているそうです。
従業員ファーストであることを忘れない
今回は福利厚生から取材を獲得した話だったので、最後にこのことをおっしゃっていました。確かに、目立つ広報ネタとして存在しているだけでは従業員のためにはならず本末転倒です。「広報ネタとしての福利厚生ではなく、そもそもは従業員が働きやすくなるための福利厚生である」ことは忘れてはいけないなと。
また、取材対応では従業員に対応してもらうこともあります。広報してサービスが認知される方が従業員の方に還元されやすい(商材が売れやすくなる、商材への期待値を高く持ってもらうなど)ということもあるので、そういう意味でも「何らかメディアに出ればよい」だけでなく、広報活動を進めていく必要があると感じました。
まとめ
勉強会でも話が出たのですが、結論、「ジオコードさんの広報は攻めてる」ということがわかりました。。
私はもっともっと攻めたくないなーと思っていて、はてさてどうやって攻めずに広報をするのかなと考えてみています。攻めた事例しか聞かないし、攻めた成功例しか知らないし、本当にできるのかわかりませんが。ただ、やるからには何らかの成果は出していきたいなと気を引き締めております。
自分が感じていたことを改めて整理することができ、新しい視点もいただけてとても勉強になりました。加藤さんありがとうございました!